株式会社三司商事 代表取締役の安野です。
東京江東区で60年、住宅リフォーム、オフィス・店舗の内装工事を行っています。
一般的には、お風呂・洗面所・トイレ・キッチンリフォームなどの「水回りのリフォーム」の床材は、「CFシート(シーエフシート)」と呼ばれる塩化ビニールシートを使用します。
しかしながら、弊社では「東リ・マチュアNW」などのCFシート以外の高耐久・高性能な床材をご提案させていただいております。
それぞれの材料の特徴、デメリットとリフォーム価格差についてまとめました。
水回りのリフォームを予定されている方のご参考になれば幸いです。
CFシートとは
「Cushion Floor(クッションフロア)」の略で、中間層に発泡層が入っているため踏み心地が良く、汚れがつきにくいと言われています。
CFシートは色や柄が豊富で、東リやサンゲツ等の内装材メーカーから豊富なラインナップが用意されています。
リフォームの際に剥がしたり張ることが簡単で、材料費も安価なことから住宅(特に集合住宅)で多く使用されています。
CFシートのデメリット
素足歩行専用の「軽歩行用床材」のため、「耐久性が低い」というお話をお客様から伺います。
東リ・マチュアNWとは
弊社では「東リ・マチュアNW」を 水回りのリフォームでオススメしています。
施工には耐水性のある接着剤を使用することで耐水・防汚・耐久性に優れ、ワックス掛けの必要がなく(NWはノンワックスの略)美しさが長持ちし、日常のお手入れが簡単です。
飲食店や美容室で使われる業務用床材なので、色や柄のラインナップが豊富で、デザイン性に優れています。
また、抗菌・抗ウイルス性能もあるので安全で安心な床材とも言えます。
マチュアNWのデメリット
CFシートは、DIYをする方から「軽く柔らかいので簡単に施工が出来る」と言われています。
比較をしてみると、CFシートはマチュアNWの3分の1以下の重さです。
CFシートに比べ、重く硬いマチュアNWは綺麗に仕上げるには施工技術が必要になります。
材料名 | 商品ラインナップ | ノンワックス | 厚み | 1m当たりの重さ | 材質 |
---|---|---|---|---|---|
マチュアNW | 81種類 | ⚪︎ | 2.0mm | 5.1kg/m | 複層ビニール床シート |
CFシート-H | 100種類 | × | 1.8mm | 1.5kg/m | ビニール系床材 |
トイレリフォームでの価格比較
マチュアNWは材料費がCFシートに比べて高くなりますが、住宅のお風呂・洗面所・トイレ・キッチンなどの水回りのリフォームで使用する場合、小さな範囲になりますので工事費の差はほとんどありません。
トイレリフォーム(床材を1.5mを使用)での比較です。
材料名 | 定価/m | 材料費(1.5m分) | 施工費 | 工事費(材料費+施工費) |
---|---|---|---|---|
マチュアNW | 8,370円 | 7,500円 | 33,000円 | 40,500円 |
CFシート-H | 5,460円 | 3,000円 | 33,000円 | 36,000円 |
マチュアNWの施工例
水回りリフォームのご相談はコチラから
水回りのリフォームの際、ほんの少しのコスト差でより永く「居心地も使い勝手もよい空間」をご提案できるよう、「東リ・マチュアNW」をなどの高耐久・高性能な床材をオススメしております。
検討中のご相談から、具体的な金額のご相談まで無料で承っています。
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