「拭ける壁紙が欲しい」
リフォームをするとき
「拭ける壁紙」を希望される方が多いので
壁紙の拭き方についての記事を書きます。
現場で打ち合わせをするとき
「そこの壁紙の汚れ、キレイに出来る?」と頼まれることが多く
そういう作業は得意です。
子供が壁を汚してしまったとき
あわてたり、怒ったりしないですむかもしれません。
賃貸物件を引き払う際、
敷金(リフォーム料)を抑えることも出来るかもしれません。
プロの「汚れた壁紙をキレイにする」方法をシェアします。
最初にすることは二つ
〇 壁紙の素材の判断をする。
壁紙には
・ビニール
・布
・紙
・自然素材等 種類があります。
〇 汚れの原因を特定する。
・手垢
・コーヒーやジュース
・タバコ
・イタズラ書(クレヨン・ボールペン)等。
事務所のスイッチ周りの
ビニール壁紙とスイッチプレートが手垢で汚れてしまった
のでキレイにしてみます。
ビニール壁紙は比較的作業が楽です。
日本では90%以上がビニール壁紙と言われています。
これは壁紙の汚れに使うセット。
いつも車の中に入れてあります。
アルコール、除菌シート、チョーク(白墨)、製図用消しゴム、マイクロファイバータオル、ブラシ。
今日はアルコールと消しゴムとブラシを使います。
壁紙とスイッチプレートを水で拭いてみます。
手垢は油分が強く、
水では思うように汚れが落ちません。
燃料用アルコールです。
シンナーや塗料の薄め液は匂いが強く
気分が悪くなる方もいます。
持ち歩くと「不審物扱い」にもなります。
薬局で簡単に手に入れることが出来る燃料用アルコールは便利な溶剤です。
マニキュアの除光液やZippoのオイルでも代用が効きますが
シールをはがした時のベタベタも簡単に落とせるのでアルコールをオススメします。
赤丸の部分の汚れがしつこく残っています。
ならば、どうするか???
一般の消しゴムは油分が残ることので製図用がおススメです。
消しゴムのカスをブラシで落とします。
手でも払えますが手の油分を付けたくありません。
ブラシで払うことで仕上げの確認ができます。
簡単でしょ?
下の画像は
壁紙のジョイントやキズを直すセットです。
いつも、クルマに乗せてあります。
プロの方も知らないようなマニアックなモノばかりです。
色々な展示会に行き揃えました。
また、壁紙の補修の仕方はシェアします。
疑問点や質問、感想等、コメントを頂けると嬉しいです。