リモベ®︎ リモートワークのイノベーションについて
イノベーションとは、物事の「新機軸」「新結合」「新しい切り口」「新しい捉え方」「新しい活用法」のこと。
ウィキペディアより引用
「テレワークリフォーム」とは何か、どんなところが「イノベーション」なのか、三司商事代表の安野弘之さんにお話を伺いました。(聞き手・坂倉梨絵)
ー安野さんの思うテレワークについて聞かせてください。
私の思うテレワークというのは、企業オフィステレワークの施工を長年経験をしてきて思うのですが、家庭でのテレワーク環境においても、「仕事中のストレスを緩和して、より自由なアイデアを生み出したり、業務の効率化や生産性を上げることを目的に、その人に合った、使い勝手がよく、居心地のよい、豊かな環境を整えること」が大事だと思っています。
ーなぜそう思うのですか。
私たち三司商事は1989年から主にオフィスの内装の仕事をしてきましたが、1998年からは外資系企業のオフィスの内装にも携わって、オフィステレワーク初期からその環境を間近でみてきました。
その時印象的だったのは、豊かさみたいなもの、彼らがとても自由にオフィスの中を動いて働いていたことです。
ーそれは具体的にどのようなものですか。
外資系企業の根底にある概念に、「ABW (アクティブベースドワーキング )」という考え方があります。
活動に応じた環境を整えることで、仕事の効率化や自主性の向上を目的とする働き方のことです。
例えば、一番最初に施工に携わったフィンランドに本社をおく外資系企業のノキアジャパンでは、オフィスにフィンランド文化のサウナを設置していました。
ーサウナですか??
はい、そこで社員の方たちが会議を行います。
ーなるほど、サウナで身体を整えてニュートラルな状態で会議をするんですね。
はい。また別の企業では、社内にTully’sなどカフェ店舗を設置して、リラックスして打ち合わせできるスペースを作ったり、上質なフリードリンクサービスを提供していました。
ーそれは、仕事中でも自由度の高い時間を持てて、気分よく仕事ができそうですね!
はい。もう一つ、オフィステレワークに『フリーアドレス』という概念がありますが、それは個人の席を持たず、自由に席を決めることができる働き方で、それはオフィスのスペースや費用削減が目的です。
例えば、100人スタッフがいたら、日中は半分の人が営業で外出しているので、デスクは在社している50人分あれば十分だという考え方です。
この二つは似ていますが、目的が根本的に異なるものです。
ーイノベーションについてもお聞かせください
モデルルームって生活感がなくて素敵じゃないですか?
あらゆるリフォームや全ての事ってそうだと思うんですけど、生活感を消すから素敵に見えるんですよね。
マンションリフォームのショールームは、いかに生活感を消して素敵に見せるかということをします。
インスタで紹介されてる画像もそうだと思うのですが、本来だったら生活感がないようにしたいわけじゃないです。
でも、お客様が本当に欲しいのは単にリフォームをすることではなくて、リフォーム後の生活が始まって、お子様を育てたり、家事をしたり、仕事をしたり、いろんなものを飾ったり。
それでも快適に使って頂けることが、すごく大事だと思うんですね。
子どもがラグマットとかカーペットを汚して怒ったりとかだと本末転倒で、何のためにリフォームしたのかというと、それは日常の中でしっかり生活することだから、使い込めば使い込むほど、使いやすく機能性と美しさが維持されることが大事なんじゃないかなって思うんです。
暮らしをするための住むところ。その住むところをどのような使い方・生活をされるのか、何か新しいものを買って足していくというだけでなく、限られた空間の中で、家具の配置、使い方が重要になってくるのかなと僕は思っています。
新しいものを新しい状態でずっと維持し続けることは無理なので、何年も生活していく上で、使い勝手よく、使い込めば使い込むほど劣化するけれど、使いやすくなる、物は傷もつくし、汚れていきますが、機能性や美しさはきちんと維持していくというのが大事だと思っています。
私たちは日常、通勤時間や交通費、着替えやメイク道具、託児所に子どもを預けるというようなことに、時間やコストをかけていますよね。
私の会社のスタッフの場合ですと、二人のお子さんを預けるのに月のお給料の半分近い額を費用にしているわけですよ。
そのような今まで世の中の当たり前としてきた事を現在の状況はテレワークという動きで、これまでかけていた時間やコストを他のものに使ったり見直す時期、そして家族がより豊かになれるチャンスの時だと思うんです。
豊かになるベースは住む家の中にちゃんとあるので、それを整えていく時期。原点回帰ですね。
家で仕事をすることでそれが出来る環境になる。そんな世の中の流れになっていると思っています。
今まではリアルで何が何でもやっていたことと、オンラインでリモートを使ってやる事の割合がすごく動いている時なので、そこを工夫するだけで色んな面で余裕が生まれると思います。
例えば、慣らし保育で託児所にお子さんを預ける時に、子どもが泣き叫んで「ママー行っちゃヤダー」という儀式を受けるじゃないですか、それは子どももお母さん慣れてくるんですが、逆にそういうことをしないでも済む、預けなくてもいい選択も選べることがあってもいいんじゃないかなと。
自分の意志で選べる選択肢が増えるというのが自由ということで、ABWの本質であり、弊社が提供していくイノベーションです。
テレワークを自宅ですることをお勧めするつもりはありません。
今まで通り、会社、コワーキングスペース、ホテルが便利と考える方も多いと思います。
ここまで読んでいただき、ご家族と一緒に仕事をする選択肢が増えたのなら幸いです。
ご自宅では快適にお仕事が出来ないと思っていらっしゃる方
テレワークリフォームを迷っていらっしゃる方
私たちは多くの経験からその答えを出せるかもしれません。
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