私たちは Corporate culture standard(以下CCS)という冊子を
印刷製本し全スタッフに配布しています。
CCSとは
「関わる全員に思考、行動、判断基準の統一をする手法です。
全員で読み合わせることで価値観を統一し、企業としてしてはいけないこと、
しなければならないことが明確になることで、無駄が削除され、
生産性が上がることを狙いとしています。
全スタッフの、人間力、業務スキル、モラルの向上をさせるためのツールです。」と
CCSの1ページ目に書いてあります。
マニュアルやルールブックのようなものですが違います。
なぜなら、スタッフがCCSに従わないときにペナルティーがないからです。
ペナルティのないルールブックはありません。
唯一のペナルティーは「紛失時は罰金」のみ。
(技術的機密が書いてあるので、紛失は困ります。)
3ヶ月毎に改定、編集を繰り返し
今は若いスタッフをはじめ全員で書いています。
明確な意図と細かく作業内容を
熟練のスタッフに聞くので
若いスタッフとのコミュニケーションツールとしても役に立っています。
CCSに書きだしていただくと
なんで、この作業するの?
なんで、必要なの?ということを改めて考えなければいけないので
施工不良が減りました。
慣習化していた作業を、改めて見直す機会ができました。
『きちんと最後まで丁寧に誠実にやり遂げる。』ために、
導入したアイテムです。