安心して防音工事を依頼するポイント②

防音

防音工事をすることで
どの様な環境を作りたいか
明確にイメージをすることが大切です。

ゴールを決める。

音楽教室の施工を例に挙げ
防音工事のポイントについて説明をしていきます。

音楽教室のセッションで使う楽器は
ドラム 100 ~120 デシベル(dB)
ピアノ  80 ~100 デシベル(dB)
( グランド & アップライト )



大人と子供合わせて生徒さんはいます。
住宅街とはいえ 都内なので
クルマの走行音や生活音があります。
音楽教室の外部の環境は、21時で
50デシベル (dB) という状態でした。

施主様にヒアリングと打ち合わせを重ね
音楽教室の防音工事のテーマ(ゴール)を以下のようにしました。

21時まで楽器の演奏をしても近隣に迷惑を掛けない音楽教室をつくること。

廻りの環境に合わせ 50デシベル(普通の話し声)まで
減衰させる防音工事を行うことにします。
ビルの上階の居住者に十分配慮した工事内容です。

勿論、
50デシベル (dB) 以下まで音を減衰させることは出来ますが
予算がかかってしまいます。

日常騒音レベル 「普通の声」の設定です。

無音状態が防音工事というイメージを持たれている方。
近隣に迷惑を掛けない工事は十分出来ます。

次回は、いよいよ防音に必要な「防音4原則」についての記事を書きます。
工事が終わったあと「 防音に失敗した~」とならないポイントです。