ホンモノとイミテーション②

リフォームお役立ち情報

シートは精工な印刷処理をされています。

ヨーロッパの壁紙の色ムラがひどく
輸入商社にクレームを言った際、
「日本の印刷技術が異常なんです。世界スタンダードはこんなものです。」
と言われ、ビックリしたことがあります。

フローリングを選ぶ際、
「無垢のフローリングが良い。」と言われる方が多いです。

無垢とは木材の「一枚板」を加工したモノ。

無垢のフローリング、私もあたたかみがあり好きです。
しかし、集合住宅の場合、階下の住人に生活音が聞こえなくするために
『床材の遮音性』のルールがあり
無垢のフローリングを使うときは、
遮音性能を出すため二重床の下地で対応するので
コストが何倍も掛かってしまいます。

「複合フローリング」は表面に天然木を使用してあります。

・遮音性能のある合板に
 単板(たんぱん)&突板(つきいた)と呼ばれる、    
 0.3mm位の薄い木で覆ってあります。

・無垢材
・複合材
・イミテーション(印刷物)

安全性、性能、コスト、耐久性、手入れのしやすさ、ぬくもり、デザイン性。

何を選択するか?
悩ましいところですが
機能重視であるなら、イミテーション(塩ビ素材)も悪くないと思います。